秋晴れのなかに一連の雲あり

残り少ない人生を、神とともに

この世のはじまり (10) ~この世という舞台~

神が人間を創造するとき、それは私たちがイメージするものとはおおきく違っています。神は人間の原形であるたましいに協力を要請し、それぞれに大きな役割、使命をあたえ、この(人間創造という)大事業を行うことになりました。 もちろん、その中心に神が存在…

この世のはじまり (9) ~神とたましいの境目~

この世のはじまりとは、神が人間を創造して、共に楽しもう思われたのだと、神話は語っています。 神の人間創造というと、神が絶対的な力を使って、自由自在(じゆうじざい)に力を発揮するようなイメージが浮かびますが、実はかなり違います。 まず、二つのた…

この世のはじまり (8) ~守護(まもり)~

神が人間を創造するにあたって、実際に人間を産み出すために、二つのたましいに、人間の親の役割を与えることになりました。 しかし、それだけではまだ、足りません。人間が人間として成り立つためには、当たり前ではない力が必要となります。 これを守護と…

この世のはじまり (7) ~人間創造~

この世のはじまりというには、まだ、この世、この世界は出現していません。 なぜなら、神はこの世を創造(つく)ろうとしたわけではないからです。 人間というものを創造(つく)ろうとしたのにはまちがいないのですが、この世界ではありません。 ただ、人間をつ…

この世のはじまり (6)~親~

神が人間を創造(つく)ろうと思われた。しかし、そんなことは信じられない、そんな証拠はどこにあるのか、と言う人もあるかもしれませんね。 私は親(神が人間を創造したのであれば、神は人間の親だと思います)である神が人間に、あなたたちは私が創造(つく)っ…

この世のはじまり (5)~この世で一番大切なもの~

祖父があるとき、この世で一番大切なものはなんですかと聞かれ、少し考えてから、「信じることだと思います。」そう答えました。 私はそのとき、偶然その言葉を耳にしましたが、正直そのときは、その言葉がとてもありふれていて、平凡な気がしていました。 し…

この世のはじまり(4)~過去に置き忘れたもの~

少女は子供の頃から感じていた、何か過去に置き忘れたもの、それを取り戻すため。また、自分の中にある、何かわからないけれど、空虚(うつろ)になってしまっているものを埋めるため、中国の親に会いにいきます。 親も20年間、心にかかっていた心のとげを癒(…

この世のはじまり (3)~マリアの予言~

まったく人類に罪がないわけではありません。今現在、地球上に起こっている異常気象は、人類が地球を汚染(おせん)した結果でもあります。人類が地球を汚染しつくして、生命が住めない環境になるまえに、地球が自(みずか)らを守ろうとしているのだと、マリア…

この世のはじまり (2)~二つの文明~

現代の人類が現れる以前にも、今と同じくらいの文明があったのではないかという、話があります。皆さんも、一度は聞いたことがあるでしょう。 有史以前に、アトランティス、レム-リア文明が存在して、そして、海中に没したというのです。私はあながち荒唐無…

この世のはじまり~神の声をたよりに~

この世のはじまりについて、書いてみたいと思います。 なぜ、私がこんなことを書こうと思っているのかというと、神さまの声をたよりに書こうと思っているからです。 私は科学者でもありませんし、霊感があるわけでもありません。 しかし、生きとし生けるもの…

やさしい木枯らし (2)

私の奥さんには、少し霊感があるようです。霊感があって困ることは、電化製品の不具合が起きることです。幸いそれで、故障したということはありませんので、まぁ許容範囲といったところでしょう。 私と出会った最初のころに、妻は私について「この人(今の私)…

やさしい木枯らし

妻と買い物に出かけると、少し強い風が吹いていました。 「これは木枯(こが)らしよ。〇〇さん(ニュースのキャスター)か昨日天気予報で言ってたもの。」 私がいつも気になってしまうのは、妻にとってテレビキャスターの〇〇さんが話題になるとき、となりの奥さ…

秋晴れのなかに一連の雲あり(2)

虐待をうけて、PTSDに苦しむかたから、銀行に連れていってほしいと頼まれて、車で連れて行ってあげました。 ※PTSD┉心的外傷後ストレス障害 車中で少し話しをしました。ちょっとした物音が怖いとのこと。自分は障害者であること。障害者なのだから、お金をふ…

秋晴れのなかに一連の雲あり (1)

次男のアパートに用事があって、行ってきました。 帰りも一時間ほどの道のりですが、秋晴れのさわやかな天気ほど、心が晴れることはありませんでした。 地上にそって、一連の雲が鎮座(ちんざ)しているようで、よく見ると少しづつ動いています。 ある程度の時…